髪量の多い人のアップスタイル
- kou884h
- 7月20日
- 読了時間: 3分

着物を着るとき、着付けが整ってひと安心…と思いきや、鏡の前でつぶやくのは「この髪、どうしよう」。
ショートヘアさんはそのままで風情があって素敵ですが、肩にかかる長さ以上の髪がある方は「やっぱりアップよね〜」と内なる美容師が目を覚まします。
最近はSNSが救世主。ヘアアレンジ動画が雨後の筍のように出てきて、見るだけでも楽しいし、やってみると意外といける。
とはいえ、髪の長さ・量・質によっては“サクッとまとめる”どころか“格闘レベル”の難度になります。
たとえば浴衣の日。美容院に行くほどじゃないし…でも、パパッとそれっぽく仕上げたい。
そんなときこそ、多毛&剛毛さん向けアップヘアの出番です!💪
**【多毛界のレジェンド】**
以前お会いした中学生の女の子、ポニーテールの太さがなんと…大人男性の手首サイズ!
もう、しめ縄ですか?ってレベル。でも艶やかで美しく、一歩一歩が逞しい太さ。普通のアレンジなんて、跳ね返されてしまうほど。
そんな“ヘアボリューム・チャンピオン”には、昔の韓国風スタイル(しっかり三つ編み+土台重視)が断然おすすめ。
**【多毛&剛毛さん向けアップのステップ】**
① **オイルで懐柔する**
まずはヘアオイルを軽く塗って「今日だけは言うこと聞いて!」と髪を説得。
② **ポニーテール → 三つ編み×2**
好みの高さでポニーテールを作り、2つに分けて三つ編みに。
毛先は輪っかに折り返してゴムで留めておくと、仕上がりがきれい。
**ピン留めミッション**
片方の三つ編みを頭に沿わせてピンで固定。アメリカピンでもUピンでもOK。
刺したら方向変えてもう一回!「二段構えが鉄則」です。
③ **もう片方も反対巻きで固定**
輪っかが毛先の飛び出しをブロックしてくれるので、安定感アップ。
④ **シニヨンにヘアネットをかぶせる**
細めのヘアネットをかぶせて、ピンで優しくガード。
最後に ハード タイプのスプレーをかける。
**髪飾りで完成の儀**
コーム型がおすすめ。コツは逆さにして端からすくって、くるっと返して中心へ。
ちょっと武道の技みたいですが、これが意外と落ちない。
**ポイントまとめ**
- 土台はぎゅっとしっかり結ぶ
- オイルやワックスで髪の機嫌を取る
- ヘアネットで逃げられないように囲い込む
**最後にひとこと**
かつて日本髪文化の時代には、髪が多い=「健康美」でした。今だって、髪のボリュームはあなたの個性そのもの。
扱いがちょっと大変でも、その存在感は唯一無二。仕上がったら鏡の前でニコッと笑って、着物とヘアの最強タッグを楽しんでくださいね 。 大事なことを言い忘れました。自分で着物を着る時は 着物を着る前にヘアセット→着付→メイクアップ の順にした方が着崩れしにくく、お化粧が顔に付いてしまうことも 防ぐことができます。
#多毛の人の アップスタイル ##まとめにくい髪


コメント